“あなたのオレンジタウンストーリー”

アルビレックス新潟サポーターズマガジン『LARANJA AZUL(ラランジャ・アズール)』誌上で募集した、アルビサポーターのリアルな「オレンジタウンストーリー」を掲載します!!サポーターの皆さん、投稿ありがとうございました!!

※投稿の一部は、発売中の単行本の巻末にも収録されています。尚、掲載にあたり投稿内容を一部編集・修正いたしました。

タリララ 40代男性

私が一番感動した試合は07年の第10節ホーム・甲府戦です。当時、アルビどころかサッカーのルールさえも知らない人をこの試合に誘いました。新潟市在住ではない私は、スタジアムまで車で一時間半かかります。興味のないことに、長時間の移動。彼女があまり乗り気ではなかったことを覚えています。頼んでユニフォームを着てもらい、タオルを首にかけてもらいました。恥ずかしがっていましたが、選手の入場時は無理を言ってタオルを広げてもらいました。試合は始まって早々に失点。ルールも分からない状況ではつまらなかったと思います。ハーフタイムのときは「あと45分だから頑張って」と連れを励ましました。そんな中、同点ゴールが決まった瞬間、サポーター達が歓声とともに一斉に立ち上がりました。でも連れは座ったままでした。ゴールが決まった場面を見ていなかったのです。私は一生懸命にゴールの流れを説明しました。そして逆転ゴールのとき、連れも一緒に立ち上がりました。終了間際のダメ押し点では歓声も発してくれました。帰りの車の中では「サッカーのこともアルビのことももっと勉強したい」と言ってくれました。とても嬉しかったし感動しました。今では連れは私の妻となり、アルビの試合に一喜一憂しています。数ある試合の中での何気ない一戦だったかもしれません。ですがこの試合は私にとってひとりの熱狂的サポーターを生み出し、そして死ぬまで一緒にアルビ談義をすることができる伴侶を見出せた感動の試合となりました。今でも誘ってよかったと心から思っています。そして勝ってくれてありがとう、アルビレックス新潟。

※単行本掲載