“あなたのオレンジタウンストーリー”

アルビレックス新潟サポーターズマガジン『LARANJA AZUL(ラランジャ・アズール)』誌上で募集した、アルビサポーターのリアルな「オレンジタウンストーリー」を掲載します!!サポーターの皆さん、投稿ありがとうございました!!

※投稿の一部は、発売中の単行本の巻末にも収録されています。尚、掲載にあたり投稿内容を一部編集・修正いたしました。

井上雄介 30代男性

17年12月、大雪の中、僕と息子はふたりで小千谷市に移住してきた。知り合いが誰もいない土地だったけれど、地域の人はシングルファザーの僕と息子を暖かく迎えてくれた。そして新潟で初めて迎えるGW。どこに行く予定もなかった。そんなとき息子が小学校から一枚の手紙をもらってきた。アルビレックス新潟対大分トリニータの御招待。サッカーは海外サッカーしか見ない僕。はっきり言って、「Jリーグ、しかもJ2の試合なんてなぁ」という思いだった。でもちょうど息子の好きなトミカ博が近くであったので、そのついでに観戦。スタジアムでチケットをもらうとそこには、「Nスタンド」の文字が。カタカナしか読めない息子にターレスのタオルを買って会場に入った。入口から近い方がよいのにと思いながら席に着くと、周りはオレンジ一色。サポーターの応援が大音量で鳴り響いていた。この瞬間、息子とふたり、アルビレックス新潟に恋に落ちた。大声でチャントを歌い、拍手をする。試合は負けたが、移住してきて初めて、心から息子と楽しめた瞬間だった。それから毎回、ホーム戦は息子とスタジアムに足を運ぶようになった。アルビが息子とのコミュニケーションの幅を広げてくれた。新潟を大好きになったのは、間違いなくアルビのおかげである。そして20年、僕はアルビのスポンサーになるため小千谷市で起業した。まだ後援会の法人会員に入るくらいしかできないけど、必ずアルビに恩返ししたい。現在の楽しみは、移住仲間や昔ファンだった人を掘り起こして、アウェイはDAZNで観戦、そしてホームは、みんなであの場所に行くこと。僕と息子の大切な場所。大好きな「Nスタ」に。伝えたいこの思いアイシテルニイガタ。

※単行本掲載